何かと話題の牛乳石鹸CM。
実はちょうど昨日の夜、彼とこのCMについて話をした。
そして今日、Facebookのタイムラインをみたら、まさに話していた内容ドンピシャの記事が流れてきて、ああ同じように思っている人はいるんだなーと思った。
私と彼が気になったのはこれがCMとしてどうこう、ではなく、ふたりの関係がこの状態に陥ったらどうすればいいかということ。
このCMに出てくる夫は「家庭」を少し負担に感じているように思えるし、そんな夫へのイライラは、きっと奥さんの心の奥に淀んでいる。
この状態で一緒に生きていくのって苦痛じゃない?と、最近すごく仲良しの私たちは、ちょっと上から目線で、そんな感想を持った。
だけど今日改めて見返したら、言いたいことを飲み込むような関係の時期、私と彼にもあったなあと思いだした。
私と彼には付き合っているのかいないのか、すごく曖昧な時期があった。私はいったい「今のふたりはどういう関係なのか」と疑問に思いながら彼と会い、彼は彼で二人の関係に名前をつけるのをとても、嫌がった。その話題に触れることは、どこかタブー。たまに私は感情が爆発して、それでも結局「どういう関係」に結論を出さない彼の方針にしぶしぶ従った。
今考えると、とてもとてもストレスフルな日々だった。ただそれでも一緒に居続けたのは私の場合「好きだから」というのがあって、それこそ「好き」というのは、私にとって、すべての負の感情を打ち消すだけの価値がある。
だから、誰かと牛乳石鹸CM状態になったらどうするのか。
私はきっと「好き」を自問自答する。そして「好き」の気持ちがある限りは、どうすればこのイライラの日々を何とかできるか、一生懸命考える。
あの夫婦はお互いのことを今でも好きなんだろうか。
「好き」なんだったらきっと大丈夫。そう思う。
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