今年も後残り数日という日に私にとっての「奇跡」が起きた。
書いたブログに今日Facebookからのアクセスが多くきていて、なんでだろうと思って調べてたら、五十嵐カノアのたぶんご両親?が私の書いた記事をシェアしてくれていた奇跡。。インターネットすごい。大好き。愛してる。。!
— makicoo(+amy) (@makicooo) 2016年12月26日
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五十嵐カノアとは世界的に注目されている、プロサーファー。そんな彼に対する思いを綴ったブログが、彼の家族に届いた。もしかしたら彼自身の目に入ったかもしれない。これは私にとっては「奇跡」そのもので、その日1日はテンション高くて、今でもかなり嬉しさの余韻が残っているほど。
「エゴサーチ」という言葉がある。その名の通りエゴ(自己/自我)のサーチ。要は自分の名前や自分に関連する言葉で、世の中の人がどんなことを書いているのかを確認する行為だ。
ランサーズ経由の仕事でジャニーズの記事を書いていた時に、その人がどんな風にTwitterで呟かれているかを確認することがあった。その時に発見したことなのだけど、このエゴサーチ、実は人気絶頂と思われる人に対してであっても、それほど多くのコメント/投稿が引っかかる訳ではない。
ちゃんとそれが「誰」というのが明確で、かつ内容のあるコメントがあるツイートというのは思いがけず少ないのだ。「嵐」に関するものでさえ、約1週間分のコメントを数分で追いかけられてしまうほど。つまり、私にとっては「奇跡」なのだけど、インターネット上で特定の誰かについて言及した文章というのは、本人/またはその身近な人に伝わることが少なくない。
ということもあって、インターネットには極力ネガティブなことを書かないようにしている。たとえば美味しかったお店はシェアするけど、普通以下、つまりハズレだった店については言及しない。ライブにしてもTV番組にしても映画にしても「つまらなかった」と思ったものは特にネット上にその意見を出すことはあまりしない。私がネガティブなことを書く時というのは、本人に「意見」を伝えたい時。
逆によかったものというものはエゴサーチを意識して発言するようにしている。そのワードを使って検索するような本人/本人に近しい方/ファンの方が、読んでほっこりするような内容にしようと心がける。
世の中には色々なインターネットの使い方がある。気を遣わずに愚痴を吐き出す場としても息抜きになっている人もいる。ただ個人的には、どうせ呟くなら、そして記事を書くなら「好き」に向かって書く方が建設的なように思っている。インターネットで匿名だからこそ、読んだ本人が気持ちがいい内容か、手厳しいことを言いたいのであれば、少なくとも何がどう理解できなかったか、など、意味のある内容を呟く/書くのが私がネット上で気をつけていること。
そうすることで、時々思ってもいなかったような「奇跡」が起きる。