昨日はずっとためてたフランス語対応のチェックをした。1ヶ月分くらいためてて、昨日は溜めてた分の半分くらいしかできなかった。Twitterで
日本語と英語は米大統領選挙の中継見ながらでも読めたし書けたけど、フランス語は無理だった。。慣れない言語を読む時って集中力がいるんだな。。
— makicoo(+amy) (@makicooo) 2016年11月9日
と呟いたとおりで、英語日本語まではTVみながらでも頭に入ったけれど、フランス語は無理。
一個興味深かったのは、TVをみている時の、私のフランス語に対する脳みその動かし方。一文を複数の単語の羅列としてしかとらえられないのだ。単語毎の意味は理解できても、それを上手く文章として認識することが難しかった。一方TVを消した後の私は文章をもっとまとまりとして理解しようとしていた。で、そうするとさっき読めなかった文章が頭に入ってくるようになった。
これはもしかしたら外国語学習のヒントかもしれないと思ったので、ちょっとまとめてみることにした。
フランス語のカスタマーサポートの第一声として
というのがある。フランス語をやってないとただの文字の羅列でしかない。これを辞書をひいて
comment - どのように
puis -できる
je -私
vous -あなた
aider -助ける
aujourd'hui ?-今日
と理解するというのがオーソドックスな語学学習だと思う。ただこれの何が大変なのかというと、日本語として意味を捉えるのに並び替えをしないといけないことだ。そして頭の思考回路としては
- 文章中/会話から聞き取った/読み取った単語を把握する
- それがどのような意味になるかを単語を並び替える
と2ステップ必要になり、文章が複雑になったり難しい単語が間に入るとどの工程にもすごく時間がかかる。なのでステップ1の途中で挫折してしまったり、ステップ1は突破してもステップ2の途中で上手く訳せなかったりする。
This is a pen
ですら
This これ
is です
a (名詞の前にくる単語)
pen ペン
と読んでしまうと、意味を理解するのに時間がかかる。
ただこの文を
comment puis- どのように可能か
je vous aider -私はあなたを助ける
aujourd'hui ? -今日
とまとまりで理解すると、どうだろう。並び替えの難易度がぐっと下がるのと、そもそも別の文を読む時にも、応用がききやすい。"aujourd'hui" が "demain" になったら”明日お手伝いできることある?”になるし、"maintenant"だったら”いまなんかできることがある?”になる。
This is a pen
も
This is これは○○です
a pen ペン
と読んでおけば
This is a tragedy.
という文があったとして「tragedy」という単語を知らなかったとしても、前後の文脈から推測することができるし、わからなかったらその単語だけを調べればすむ。
つまり言語を学習するときには、意味をまとまりとして覚えた方がよさそうだ。そして読む時も単語ではなくまとまりで理解した方がよさそうだ、というのが昨日私が思ったこと。言語ごとに癖があるので、どこで区切るのかにセンスはいりそうではあるけれど。
今そんなやり方でフランス語を再度勉強してみるので、成果が出たら書きたいと思う。来年6月にフランス語検定の試験があるので、3級取得を目指して頑張ってみる。。!