昨日は深夜にNetflixの「Terrace House Aloha State」の第一話を。私はなんともこの番組が好きで映画まで見に行った。やらせだろうとなんだろうと、男女共同のシェア生活ってちょっとワクワクする。
で、昨日はハワイ編のシーズン1-1。舞台がハワイなだけに、ハーフ率が高く、顔の濃ゆい人が初期メンバーに多いのだけれど、私は純和顔の鮎沢悠介(18)さんことEden Kaiに釘付け。もともと楽器は弦楽器より打楽器、弦もギターよりベースのが好きなんだけど、番組で披露していた彼のギターはたまらなくよかった。
番組後に調べたらギター暦はなんとまだ数年。日本からハワイに移住してすぐの頃、友達が出来ずに引きこもっていた時に習得したのだという。引きこもっていたのが正解すぎる。
彼オリジナルのギターの楽曲は正直リズムの崩れや音のばらつきが気になるし曲の構成も正直拙い(もし意図的なものだったら申し訳ない)。ただ表現したい世界があるというか、唯一無二の音楽なのだ。番組内で披露した「Dearest」という曲は曲名のとおり、大好きな誰かへの温かい思いが伝わってきて、そして何回聞いても飽きない。
テクニック的なことは今後どんどんよくなる気がしている。そしてまだ18で、番組での発言によるとまだ♀と付き合ったことがなくて、そんな鮎澤さんが今後どんな経験をして、そしてそれがどういう形で曲になっていくのか、今からとても楽しみだ。
そういえば好きなアーティストの1人、Owl Cityも長らく不眠症で、眠れない夜にこの曲を書いてブレイクした。彼は短大に入学したものの馴染めずを中退し、アルバイトをしながら食いつなぎ、そんな中誰にも言わずこっそりMySpaceに投稿した楽曲が評判になった。
はてブで「炎上」ではなくちゃんと人の共感を集める記事というのも、親しい人の自殺だったりいじめられた経験だったり、自分のコンプレックスだったりと向き合った方の書いた記事が多い。挫折や孤独と向き合った人の創り出したものが人々の共感を呼ぶのは、人は程度の差こそあれ挫折と孤独にぶちあたりながら生きているからで、だからこそ、そこに立ち向かう人の姿や生み出されたものにに、誰もが励まされ、そして心を揺さぶられる。
もちろん挫折や孤独が人を負の方向に向かわせることもある。
ただテロリストにだってなれてしまうパワーってすごくないだろうか。
この先の未来で、何か挫折や孤独を感じることがあったら、そのパワーを私は何かプラスのことに投入できるとよい。それは文章を書くことだったり、音楽だったり料理だったり。そしてもし、しゃがみこんだまま動けなくなるようなことがあったら、Eden Kaiの「Dearest」を聴こうと思う。
鮎澤悠介(Eden Kai)
Official
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