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makicoo thinks

2017年のテーマは「アラフォーを楽しむ」。77年生まれの皆さん、素敵な40歳になりましょう\(^o^)/

アラフォーは声出していこう!のマキ。

※この文章は下記の作品を受けて書いたものです。

大和書房・WEB連載〜40歳がくる!MOB 雨宮 まみ vol02

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「そんなことして、何の役に立つの?」ということの中にも、なにか役に立つことはある。あの、ただ叫んだり歌ったりしているだけのボイストレーニングに通ったことは、「そんなトシでそんなことして何になるの?」と言われることが増えるであろうこの先、覚えておきたい体験になった。

~雨宮まみ~40歳がくる!声出していこう!より

小さい頃はがっつりバイオリンとピアノをやって育った私は、逆にいうと習い事といえばバイオリンとピアノしかなかった。特にバイオリンは音大に行く人が習うような先生に習っていて(仙台フィルハーモニーのコンサートマスターだった)、バイオリンの練習をするしないがいつも母親と喧嘩になる原因だった。大学以降、結局ほとんど触らずに、今に至る。

 

ただ、バイオリンをやったこと自体はそこそこ役に立った。バイオリンをやっていたことで、高校時代、ロンドンのロイヤルアルバートホールという由緒ある所で演奏する機会に恵まれたし、バイオリンをやっていたことで、クラシック音楽に割と詳しい。なんかかんだいって、バイオリンをやっていた、というのが自己PR的な側面で役にたつこともあった。雨宮まみさんのいうように何事も「なにか役に立つことはある」だ。

 

ただ今日したいのはその話じゃなくてまさに「声出していこう!」の重要性だ。私が付き合っている人は9つ下で、まだ30歳。ずいぶん年が離れている。彼と付き合い始めてから私は、自分の年も彼の年も、嫌で嫌でしょうがなくて、年齢に関する話題だけは避けていたいと思っていた。だいたい9つ離れてると幼少の頃の話がかみ合わない。光GENJIが世の中を席巻していた頃、彼はまだ生まれてすらいない。

 

ただ色々すったもんだあり、私は覚悟を決めた。結婚してるだけなら、前のダンナ様とずっと結婚していればよかった。今の彼とけんかした時に勢いで登録した出会い系のアプリでも、結婚をするだけなら誰かしらの相手を見つけられそうではあった。ただ私はきちんと価値観があって、尊敬できて、刺激がもらえる人と付き合いたくて、それが今の、彼だった。確かに後10年後、一緒にいるかというとよく分からない。今は子供がいらない彼だけど、5年後に欲しいと言われても、私は年齢的に、産むことができない。

ただ散々その話をして、私は覚悟を決めた。彼のことを尊敬できて、刺激がもらえて、そして大好きなうちは、私から別れることはしない。彼が子供が欲しくなって、結果的に別の人と人生を歩むことになったとしても、絶対に後悔なんてしない。そうなったら私はまた、誰か別の尊敬できるパートナーを見つけるだけの話。年の差を気にする時間があれば、彼と別れた後にすぐにいいパートナーを見つけられるように、女磨きの方を頑張ろうと、それからずっと思っている。

 

そしてそれ以来、「アラフォー」を少しづつ声に出すようにした。30前半の友人が多いから、何も言われなければあたかもそれくらいな振りをしていた。このブログも、最初は年齢に言及しないでやっていた。だけど少しづつ、アラフォー、アラフォーと言葉にするようになった。

 

言い始めてから、コメントやブコメ、Twitterで声をかけてもらうことが増えた。私もアラフォーなんです、と言われてはじめて、ああそうか、世の中にはたくさんのアラフォーがいるんだなと、思い出した。そしてアラサーの人も、まだ20代の人でさえも、いつかはみんなアラフォーに、なる。そのクラスタの人からしても、おいおいそこに楽しそうなアラフォーがいるぞ、ということは、もしかして価値があるのかもしれない、と考えるようになった。

 

だいたい女性でアラフォーを公言している人ってネット界隈に少なくないだろうか。「オバサン」でも「美魔女」でもない、ただのアラフォー。そんなアラフォーは、インターネットの世界において、もしかしたら貴重な存在なんじゃないだろうか。

 

アラフォーの星だった(私の中では)雨宮まみさん亡き今、私は真剣にそのポジションを狙っている。まだまだ「アラフォー」と口に出すのがためらわれる空気感の中、声を出しているアラフォーには、ワンチャンがある気がしてならないから。