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makicoo thinks

2017年のテーマは「アラフォーを楽しむ」。77年生まれの皆さん、素敵な40歳になりましょう\(^o^)/

元DeNA社員として思うことのマキ。

南場さんは約5年前、ご主人の看病をするためにDeNA代表取締役を退き、代表権のない取締役として、DeNAに関わることになった。

当時、DeNAといえば南場さんというくらい、南場さんはカリスマ的経営者だった。南場さんに憧れてDeNAに入社した人というのはすごく多くて、中には南場さんが辞めたら会社を辞める、なんて言う人もいたくらい。だから、南場さんが社長を退くというのは、当時の中の人にとって、すごくショッキングな出来事で、そしてその理由が「旦那様のご看病」といういわばプライベートのご事情だったから、「仕事」と「家庭」を天秤にかけざるを得ないことというのが人生には起こりうること、そして南場さんは最終的には「家庭」を選んだというのが、当時、中の人だった私には、ものすごく衝撃的だった。

 

その後ご主人の病状が安定したことを恐らく契機に、横浜DeNAのオーナーになったり、DeNAの会長になられたり、再び南場さんはDeNAの表舞台に戻ってきた。だから昨日、南場さんの旦那様がお亡くなりになられたことを知って、そしてそんな中、記者会見で頭を下げている南場さんを今日映像でみて、本当にびっくりした。
そしてこれが会社の経営を担う人間の、社会的責任なんだということを痛感した。

 

ここ数週間、DeNAに対する声を毎日目にした。Twitterでフォローさせていただいている方の中には「DeNAなど潰れてしまえ」と連日おっしゃられている方もいるし、はてブでフォローさせていただいている方も「南場が退任するまで追い込む」と関連の記事でよくコメントされていた。上場企業で、球団を持つような会社で、そんな会社のすることじゃないということは本当にそのとおりだと思う。

 

何故あのサイトをよしとしたのか、という所に関しては、守安さんや南場さんをはじめとした経営者の責任というのもあるけれど、内部の自浄作用が働かなかったという見方も当然あるだろう。

所属していたのが他部署とはいえ、そして既に退社しているとはいえ、こんなことになる前にアラートを発したり中の人に働きかけたり、少しでも何かできることはあったのではないかと思う。

そしてあの時「家庭」をとった南場さんを、旦那様が亡くなられてまだ数日というタイミングで、謝罪の会見で目にしたことを、何だか本当にやるせなく思う。

 

今後第三者委員会を通じて、何故こんなことになってしまったか、についてきちんと検証されることになる。私自身、きちんと内容に目を通し、そして約6年間、本当にかけがえのない時間を過ごさせてもらって、今でも大好きな会社だから、問題の事業が立ち上がった際に在籍していた社員として、何かできることがなかったかという視点で、真摯にこのことを受け止めたいと思う。

 

そして心から、心から、ご冥福をお祈りします。