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makicoo thinks

2017年のテーマは「アラフォーを楽しむ」。77年生まれの皆さん、素敵な40歳になりましょう\(^o^)/

人生を変えた本、6冊のマキ。

読書

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先日、「自分の好きなエンターテイメント」というお題で文章を書く機会があった。その時に真っ先に浮かんだのは「本」。

 

年の瀬だし、今日は、私の人生を変えた本を6冊紹介したい。

 

ギリシャ神話 

小学校の時の愛読書(ルビが振ってある子供向けのものだったけど)。
全知万能の神ゼウス、その妻ヘラ、そしてたくさんの子供達やら、神に弄ばれる人間達の物語。
この本から学ぶことがあるとすると、ギリシャの神は決して品行方正ではなく、どちらかというと「鬼畜」に近いということ。ゼウスなんて、嫌がる女性を手ごまにするただのレイパーだ。この人を「神」と崇めていたギリシャの人達は、世の中の理不尽さを全て「ゼウスが女にうつつを抜かしているから日照りになった」「ヘラの機嫌が悪いからあの子が死んだ」的な因果関係を見つけて納得していた事を知り、そういう世界の捉え方があるんだなと子供心に感心し、そしてその発想にとても影響を受けた。

世の中の大抵の理不尽なことはギリシャ神話を読むと、なんとなく気持ちの折り合いがつくように思う。

ギリシア神話 (岩波文庫)

ギリシア神話 (岩波文庫)

 

 

ローラ・インガルス・ワイルド著「大きな森の小さな家」

小学校の時の愛読書。
アメリカの森で自給自足の生活をする家族、インガルス一家の物語で「大きな森の小さな家」は1巻目。全部で7巻まである。
この本から学ぶことがあるとすると、インガルス一家の生活は一見とても貧しいのだけれど、見方を変えればとても豊かであるということ。またインガルス一家はあちこちで悲惨な目にあうのだけれど、それは決して何か悪いことをした訳ではなく、それも人生であるということ。頑張れば報われるという訳では決してない。だけど諦めなければいつでもチャンスがある。インガルス一家の長い物語を通して私はそんなことを思うようになった。

大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)

大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)

 

 

ミヒャエル・エンデ著「モモ」

 小学校の時の愛読書。
一見ホームレスの「モモ」という少女を通して、時間とは何かというのを深く考えさせられる物語。

この本から学ぶことがあるとすると、時間は心の持ちようで長くもあり、短くもあるということ。そして先に紹介した「大きな森の小さな家」同様、物質的な豊かさが必ずしも精神的な豊かさに繋がらないということ。たまに時間に追われているなと思う時、この本に出てくるモモのセリフ「人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じとらないようなときには、その時間はないもおなじだ。」というのを思い出す。

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

 

 

山田詠美著 「放課後のキーノート」

 中学校の時の愛読書で、今でも繰り返し手にとっている本。
8つの短編からなる、少女から女性になろうとしている高校生の、恋愛に纏わる物語。

この本から学ぶことがあるとすると、ここで掲示されている「格好いい女性」像。私の物事の捉え方/価値基準は基本山田詠美の影響なのだけれど、特に「目指す女性」像は全部この本の中にある。この本に出会ってなかったらこじれてたのかもな、と、11月に雨宮まみさんの死に際してすごく思った。ここに出てくる女性達はキラキラしているけど、とても強い。私はこの本のおかげで救われたように思っている。

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

 

 

スタンダール著「赤と黒」

高校の時の愛読書。
ジュリアン・ソレルという青年の、愛と野心の物語。
この本から学ぶことがあるとすると、「人生における幸せとは何か」ということ。客観的にみたジュリアン・ソレルの人生の最後は惨めであるが、本人の実感は逆。また「愛」というものがいかに人を狂わせるのか、それでいて求めずにはいられないのかというのをものすごく考えさせられる。私はこの本に出てくるような「愛」が好き。いつも人を好きになる際は、これくらい徹底的に身を捧げて好きになりたいなと思う。

赤と黒 (上) (新潮文庫)

赤と黒 (上) (新潮文庫)

 

 

ガルシアマルケス著「百年の孤独

 学生時代の愛読書。
ブエンディア一族の100年にわたる隆盛から滅亡に至るまでの幻想的な物語。

この本から学ぶことがあるとすると、全ての物事には因果関係があるかもしれないということ、そして人生というのは時として理不尽だということだろう。

「人生は理不尽」というのは決して悪いことではなく、何かに打ち込んでたとえ結果が伴わなくても、そういうものだと受け止められるようになるということ。醜かったり障害があったりで蔑まれる登場人物達ですら、いつもそれを平然と受け止めていて、私もそうでありたいなと思っている。

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

 

 

岸見一郎,古賀史健著「嫌われる勇気」

 社会人になってから一番影響を受けた本。

アドラー心理学が「先生」と「青年」の対話で解説される。

この本から学ぶことがあるとすると、全ての事象を「自己責任」と捉えた方が、人生は遥かに楽だということ。そして手をつけたいと思っているのにできないことというのは、それをやって、成果が出なかった自分自身の恐れだということ。そうこの本の中で言い切られてから、私はものすごく色々なことに挑戦できるようになった。もう一回文章を書こうと思ったのもこの本の影響が大きかった。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

最後に

やっぱり本は、いい。