makicoo thinks

2017年のテーマは「アラフォーを楽しむ」。77年生まれの皆さん、素敵な40歳になりましょう\(^o^)/

池田純「空気の作り方」のマキ。

昨日変な時間に昼寝をしたせいで寝付けず、しょうがないのでAM3時から読書。読んだのは前職で一緒だった池田さんの本。といっても、初台時代に少し世間話したことと、関係ないメールを何度か送ってしまい(当時の上司が同じ苗字だった・・・)お詫びのやり取りをさせてもらったこと位しか関わりがない。ただ横浜ベイスターズがどんどん変わっていくのを一DeNA社員として中からみていて、ワクワクしたのを覚えている。

 

この本にひとつだけやや目新しい成功へのヒントがあるとすると、「野球は勝つだけではない」という「良質な非常識」。就任当初の全社会議でのビデオメッセージでも同様のことを言っていて、当時スポーツというのは勝つのがゴールで、横浜ベイスターズの成績向上こそが売上向上に繋がると信じて疑わなかった私はずっこけた。

池田さんの予言どおり、買収後も決して成績がよくなかった横浜ベイスターズは、それでも年々入場者数を大きく伸ばした。いったい何故観客は球場に足を運ぶのか、ということを既成概念に囚われず、考え続けた成果だ。

 

ただ全体を通して感じるのは、横浜ベイスターズ経営躍進の秘訣は、ビジネスをする上での古典的プロセスを忠実にやったんだなということ。クラスタを定義し、分析して、ペルソナを設定する。そしてKPIを見ながらPDCAを回す。それは昔からあるビジネス書にはたいてい記載している内容で、何の目新しさもない。

 

たとえば「センスを磨く方法」という章があって、そのメッセージはシンプル。

センスを磨くには、とどのつまり、見て見て見まくる、聞いて聴いて聴きまくるのが一番の方法のように思います。

 

ネットには「効率よく◎◎な方法」なんて記事が溢れているけど、この本に書かれていることは決してその類ではない。ただただ信じたことをブレずにきっちりやり遂げることの重要性、そして実際に自分で見聞きしたりすることの大切さ。成功の秘訣というのは案外とてもシンプルなことなのだ。

空気のつくり方

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